長島町について海の幸、山の幸、そして温かな人情

薩摩松島とも呼ばれる美しい島

長島町は、鹿児島県の北西部に存在している人口約1万2千人の町です。平成18年3月に旧東町と旧長島町が合併して誕生いたしました。長島町は大小さまざまな23の島で成り立っています。メインとなる長島本島は、八代海・東シナ海に囲まれており広大な自然に満ちあふれています。また、長島本島を取り囲むように伊唐島・諸浦島・獅子島の4つの島に加え、多くの無人島が存在しています。昭和49年には念願の「黒之瀬戸大橋」が開通し、九州本土と陸続きになりました。交通の便も良くなったため、島内外の往復も容易となりより多くの方へ長島を知っていただく機会となりました。
また、長島町自慢の美しい海・・・。新かごしま百景にも選ばれた「上り浜(あがりはま)・汐見の段々畑」は、家族・恋人同士・友人同士など様々な方が訪れる大きな人気スポットです。
景勝地としての海以外にも、諸浦港・弊串港をはじめとする26もの港があり、島の水産業が盛んなことを表しています。長島町の魚が「おいしい」と言われるのにも納得ですね。 豊富な自然はもちろんのこと、その他にも皆さまに知っていただきたいことが沢山あるのです。
伝統行事として「御八日おどり」「ブリのつかみ取り大会」「古墳祭り」などが開催され、毎年大きな賑わいを見せています。また、歴史的文化遺産である古墳や化石など、ひとことでは表せない個性豊かな島、それが長島町なのです。

世界が認める日本一の養殖ブリ

自然の宝庫でもある長島町は、数多くの港が存在し、水産業がとても盛んです。
近海は潮の流れが早く、年間水温が平均19℃と魚が育つのには大変恵まれた環境です。その環境を活かしたものが「魚類養殖」なのです。鹿児島県のブリ類収穫量は、20年近く全国1位を誇り、今では海外輸出まで行われています。ブリのブランド「鰤王」の確立も行い、それ以外にもアオサやヒジキ、ヒオウギ貝等の養殖も定着いたしました。毎年暮れの最盛期には、家族総出での出荷作業を行います。
島は長い海岸線や、リアス式海岸などに恵まれているため、全国からも注目を集めている漁場のひとつでもあります。
また、この伝統を長く長く担っていくため、次のような取り組みにも力を入れています。養殖漁業振興や漁船漁業の振興・漁業生産基盤整備・そして若手の育成など魚だけでなく、環境や人にもこだわっています。
語り尽くせば多くの時間を要しますが、まずは一度ご賞味ください、私たちのブリを・・・。

大地の恵みと職人の技が生んだ、芋焼酎「島美人」

全国的に有名な芋焼酎「島美人」は、長島町で作られている焼酎です。焼酎王国鹿児島でも大人気。長島町には合わせて4銘柄の焼酎が存在しています。「島美人」「島娘」「島乙女」「だんだん」この中の「島娘」については、島内酒屋限定販売となっている貴重な一品です。
島美人は、長島町内にある5つの蔵元が作り上げた原酒を、一つの瓶詰め工場にてたくみに混ぜ合わせています。原材料には、地元産の黄金千貫(コガネセンガン)というサツマイモに米麹を使用。更には豊富な湧水・地下水のおかげで盛んな焼酎づくりが可能になりました。また、島美人の名の由来は、「島(世)の男性に、いつまでも愛されるように」との願いを込めて命名されたそうです。
県内はもちろんですが、九州各地や東京・大阪・遠くは北海道まで出荷されるほど人気の高い焼酎です。大人気の焼酎が島で作られているということは、私たちの誇りでもあります。

まろやかな味が特徴の「島美人」。
職人が伝統の味を伝えます。

「温州みかん」発祥の地

誰でも耳にしたことのある「温州みかん」の発祥は、長島町とされています。500年ほど昔、中国へ修行に行った僧が持ち帰った苗木を栽培したことがきっかけであると言われています。また「島みかん」も栽培されておりますが、こちらは食用というよりも麺類の薬味等に使われることが多いようです。島には温州みかんの記念碑もあるほど、生活に溶け込んでいる名産品です。

日本人に広く親しまれ、
愛されている「温州みかん」。

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