万葉歌碑/長島の最南端、黒之瀬戸を望む海岸沿いにひっそりとたたずむ歌碑。またここから見る黒之瀬戸大橋は圧巻の一言です。

万葉歌碑

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隼人の 薩摩の瀬戸を 雲居なす 遠くも吾は 今日見つかるかも

「隼人の国、薩摩の瀬戸を、雲と見まがうほど遠くに、わたしは今日見ました」

これは、万葉歌碑に刻まれる「長田王のうた」であり、黒之瀬戸のことを歌っています。 田尻小学校の近くに建てられたこの碑は、慶雲2年(西暦705年)に肥後の班田使として下向された長田王による歌が刻まれており、九州最古の文学歌碑であるといわれています。 長田王は、天武天皇と大江皇女の孫にあたり、天平6年(西暦734年)の春に朱雀門の歌垣に風流歌人として参加しました。渦巻く美しい潮は、万葉集に歌われた1300年前も昔から有名だったのですね。

■黒之瀬戸とは

日本3大急潮の名所で、昔から交通の難所として有名です。阿久根市と長島町を結んでいる黒之瀬戸大橋から堪能することができます。
また、大伴旅人はこの名所のことを、

隼人の瀬戸の岩ほも鮎走る
吉野の瀧になほしかずけり
「隼人の瀬戸の岩のすばらしさも、鮎の走り泳ぐ吉野の急流にはやはり及ばない」

とうたっています。
日本最古の歌集にも出てくるほどの、歴史的名所が長島町には存在しています。

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